H.E.A.R.T(東宝ホーム株式会社)

公開日:2024/07/01
H-E-A-R-Tの画像 引用元:https://tohohome.jp/technology2_05/

地震には、一時災害と二次災害があります。一時災害は、地震の揺れがもとで発生する被害となり、二次災害は、一時災害がきっかけで発生する災害のことです。それらの被害を防ぐためにおすすめするのが、今回紹介するH.E.A.R.Tです。下記では、H.E.A.R.Tの特徴について、詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

特殊高減衰ゴムで地震エネルギーを熱に変換

今回紹介するH.E.A.R.Tを提供しているのは、東宝ホーム株式会社です。東宝ホーム株式会社は、地域密着で取り組む住宅メーカーであり、北九州市に本社を構えています。こちらの会社は、注文住宅・分譲住宅の提供やリフォーム工事、非住宅建築の設計や建設、造園事業まで、幅広い事業を展開しています。

そして、地域の方との有意義な温かい関係を築くことを目的に日々業務に取り組んでいるのです。

そんな東宝ホーム株式会社が提供するのがH.E.A.R.Tです。H.E.A.R.Tは制震装置であり、地震時の振動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換する、高減衰ゴムの性能を利用した装置となっています。

地震の揺れを吸収・放熱するだけでなく、繰り返し発生する地震にも効果を発揮してくれるため、住人の生活を守ってくれる装置といえるでしょう。

熊本城にも使用されている

熊本城の再建の際に使用された耐震ダンパーも、H.E.A.R.Tと同じタイプとなっています。再建に使われたの耐震ダンパーは、震度7の揺れ幅をなんと最大89%吸収できるという非常に高い性能があります。

こちらと同タイプの装置が、東宝ホームの家づくりでは全棟標準採用されているため、お客さんは安心して暮らせること間違いなしです。

耐震・制震・免震

耐震・制震・免震それぞれについてご存知でしょうか。こちらでは、耐震・制震・免震について詳しく知りたい方のために、深堀りして解説します。まず耐震とは、揺れに耐えるというものであり、構造体そのものの強度で揺れに耐えることを指します。

次に制震は、揺れを吸収することを指します。制震を目的として利用されるのが、今回紹介しているH.E.A.R.Tを含む制震装置です。最後の免震は、建物と地盤を分離して建物に直接揺れを伝えないというものとなっています。

耐震と制震で安全安心

東宝ホームでは、H.E.A.R.Tを設置することで、災害における被害の最小化を目指しているというのも大きな特徴です。特殊高減衰ゴムは、普通のゴムと比べると、跳ねないという性質を持っています。この性質があることで地震エネルギーを熱に変換して、放熱することが可能となっているのです。

また、熊本地震を再現した実験をした際にも、震度7相当を3回耐えられることが証明されています。そして、制震だけでなく、東宝ホームでは、頑丈で強く耐久性の高いJWOOD工法を採用することで、高い耐震構造を実現しています。

これにより、他の住宅メーカーよりもワンランク上の地震対策を可能にしているのです。

メンテナンスフリー

一般的な制振ダンパーは、何年かに1度、点検や部品交換などのメンテナンスが必要となってきます。しかし、H.E.A.R.Tで採用されている特殊高減衰ゴムであれば、なんと60年間性能がほとんど変化しないという実験結果が出ています。

そのため、一度取り付けてしまえば、交換や点検などのメンテナンスが必要ありません。これは、お客さん目線で嬉しいポイントなのではないでしょうか。

制振装置の特徴

制震装置といってもさまざまな種類があります。ゴムが伸び縮みすることで揺れを吸収するゴムダンパー、筒の中にオイルが入った制震装置であるオイルダンパー、金属でできたシンプルな制震装置である鋼材ダンパーなどがあげられるでしょう。

100年の歴史!住友ゴムが開発

上記で解説しているゴムは、住友ゴムが開発・製造しているというのも大きな特徴です。住友ゴムは、100年の歴史を重ねる実績のある会社となっており、これまでにも、価値ある商品を開発しています。社会に貢献するという考えから、変革と挑戦を続けており、木造住宅用の制震ダンパー開発の実績もある会社です。

自由度の高い設計

東宝ホームは、自由度の高い設計をウリにしています。サイズが大きい制振ダンパーだと、開口部を塞いでしまったり、間取りの邪魔になったり、理想の家づくりの弊害になってしまうかもしれません。しかし、H.E.A.R.Tは、小型のダンパーなので、構造面材や筋交いと併用が可能です。

これにより、設計の自由度が高くなるのです。そのため、自分の理想の間取りをかなえつつ、耐震や制震にもこだわりたいという方には、東宝ホーム株式会社での家づくりがおすすめといえるでしょう。

まとめ

今回は、東宝ホーム株式会社が提供するH.E.A.R.Tの特徴について詳しく解説しました。東宝ホームでは、モデルハウスがあるため、実際にH.E.A.R.Tのような装置を見ることが可能となっています。そのため、気になる方は、ぜひ一度来店してみることをおすすめします。

大規模な地震は、今後も発生することが予測されているため、対策や備えは非常に重要になってくるでしょう。地震に対して、どんな対策や備えをすればいいのか分からない方は、まず今回紹介したH.E.A.R.Tの設置を検討して、自分が住む家の耐震・制震の向上を図ってみてはどうでしょうか。

会社名 東宝ホーム株式会社
住所 〒803-0846 北九州市小倉北区下到津4丁目9-2
電話番号 TEL (093) 571-1555
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イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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