実際に見て体感できる！確かな効果が認められた制振ダンパー

地震大国である日本で、安心して暮らしていくために求められているのが地震の被害を抑えられる安全な住宅です。地震への対応として「耐震性能」を高める設計や建築が重要であることを理解している方は多いでしょう。それに加えて意識したいのが地震の揺れを抑える「制振性能」であり、その性能を高めるために必要なのが「制振装置（制振ダンパー）」です。

制振装置とは

制振装置は、振動する建物や構造の揺れを軽減させるための装置で、建物の構造に組み込むことでその効果を発揮します。地震では大きく建物が揺れたり、小さな揺れが何度も繰り返したりしますが、その揺れにより建物にはダメージが蓄積されていきます。この揺れをできるだけ制振装置で抑えることで、建物や構造体へのダメージを軽減でき、建物の損傷や崩壊を防ぐことができるのです。

制振装置にはガイドラインがない

耐震性と合わせて注目したい制振性能を確保するために必要な制振装置は、各制振装置メーカーから複数開発・販売されています。しかし、じつは明確なガイドラインが存在せず各メーカーがそれぞれ実験を行っているのが現状です。そのため、同じ土俵で性能を比較することができず、数値によるミスリードが発生しているのです。

たとえばメーカーでは減衰率〇〇％などと表記していることも多いですが、これにも基準は存在しておらず、各メーカーごとの基準で数値を出していることになります。

制振装置の種類

制振装置の素材には「ゴム」「鋼材」「オイル（油圧）」といったさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。各メーカーごとに使用される素材が異なることからも、どのような基準で制振装置選びをすればいいかわからないという方は多いかもしれません。

耐震にプラスすることで効果を発揮

制振は揺れを抑えることであり、耐震は揺れに耐えられる強さのことです。そもそも耐震性の低い建物に制振性能をプラスしても建物自体が弱いため、大きな効果は期待でません。つまり地震対策には耐震と制振を組み合わせることが大切であり、それが家族の安心に繋がります。

evoltz（株式会社evoltz）の基本情報