シーカス(積水ハウス)

公開日:2024/07/01
積水ハウスの画像 引用元:https://www.sekisuihouse.co.jp/

地震大国と呼ばれる日本において、いつ起きても不思議ではない大震災への対策は必須です。そのために、地震対策として制振ダンパーの設置を検討しているという方も多いのではないでしょうか。本記事では、セキスイハイムが提供する、優れた耐震性と耐久性が評判のシーカスの特徴について詳しく紹介します。

震度7クラスの大地震にも耐える

地震対策において重要なのは、揺れによる被害を軽減する「制震」です。積水ハウスオリジナルの地震動エネルギー吸収システム「シーカス」は、地震の揺れを低減する制震システムです。震度7クラスの大地震にも耐えられる、優れた耐震性が魅力といえます。国土交通大臣認定を取得しているため、信頼性が高いシステムだと言えるでしょう。

積水ハウスオリジナル地震動エネルギー吸収システム「シーカス」

積水ハウスの制震装置シーカスは、地震による揺れの低減効果が期待できます。耐力壁の一部に特殊なダンパーを組み込んだシーカスフレームを配置することで、地震動エネルギーを熱エネルギーに変換します。そして、揺れを吸収する画期的な制震構造システムです。

シーカスフレームとは、軽量鉄骨造の軸組に地震動エネルギーを吸収するシーカスダンパーをK型に組み込んだフレームです。

シーカスフレームに地震力が伝わるとシーカスダンパーが地震動エネルギーを吸収し、熱エネルギーに変換して大気中に放出します。結果、建物の揺れや変形量、内外装の被害を抑えられます。

震度7クラスの大地震にも耐える優れた耐震性

シーカスは、震度7クラスの大地震や繰り返し起こる余震にも、優れた耐震性を発揮します。地震の振動が建物に伝わり揺れることで、建物が変形します。地震による建物の被害を最小限にするためには、変形量を抑えることが重要です。

シーカスフレームにより、地震の揺れによる変形量を抑えるため、内外装の損傷軽減が期待できるでしょう。これによって、大切な家族と安心・安全な暮らしが守られます。

国土交通大臣認定を取得している

シーカスは、建築基準法「構造方法等の認定」と、品確法「特別評価方法認定」の2つの国土交通大臣認定を取得しています。国土交通省に性能が認められている、信頼性の高い制震構造システムです。

耐用年数100年相当の耐久性

シーカスに使用されている特殊高減衰ゴムは、耐用年数100年相当の高い耐久性が確認されている素材です。シーカスは、実大震動実験によって、優れた性能が実証されています。

耐久性の高い特殊高減衰ゴムを採用

シーカスダンパーに採用されている特殊高減衰ゴムは、試験により耐用年数100年相当の高い耐久性が確認されている素材です。この耐用年数であれば、子や孫の世代まで家の安全が保てます。また、特殊高減衰ゴムの性能は気温に左右されず、長期間安定した機能を発揮できます。

実大振動実験で優れた性能が実証されている

シーカスでは、245回の実大振動実験を実施しました。シーカス搭載の建物は、最大速度160カインの巨大地震を想定した揺れにおいて、歪みや外壁の割れ、脱落、倒壊はありません。シーカス搭載の住まいは、実験により高い耐久力が実証されています。

外壁パネルロッキング工法で外壁材も守る

積水ハウスでは、地震の揺れから外壁を守ってくれる外壁ロッキング工法を採用されています。外壁ロッキング工法は、層間変形追従試験で万が一の際にも間違いなく機能することが確認されているため、安心感があるでしょう。

外壁材を守る外壁パネルロッキング工法

外壁のひび割れや脱落は、地震の二次災害である、火災が拡大する原因のひとつです。外壁の落下は、歩行者に危険を及ぼす可能性があるため、非常に危険です。防火の役割を担う外壁が崩れたり、脱落したり、火事を防ぐことができなくなります。

外壁パネルロッキング工法では、外壁を直接躯体に緊結させていません。地震が発生した場合には、外壁パネルが躯体と異なる回転運動を開始し、外壁にかかる力をコントロールすることにより、外壁のひび割れや脱落を防ぐ効果が期待できます。

層間変形追従試験で機能性を確認

実際に地震が発生した場合、間違いなく外壁パネルが機能するのかを、層間変形追従試験で確認しています。層間変形追従試験とは、試験体を大きく変形させて、外壁も構造体に追従するのかを検証する試験です。

試験体の上に水平方向から力を加え、外壁がしっかりロッキングしているのかを確認します。外壁パネルロッキング工法では、層間変形角1/15でも、外壁パネルが別々に回転運動していることが確認されているため安心感があります。

まとめ

この記事では、積水ハウスの独自制震構造システム「シーカス」の特徴についてお伝えしました。シーカスは、震度7クラスの大地震にも耐えられる高い耐震性が実証されている制震構造システムです。

耐力壁の一部にシーカスフレームを設置することで、地震エネルギーを熱エネルギーに変換し、揺れを吸収してくれます。国土交通大臣認定を取得しているため、信頼性が高いシステムと言えるでしょう。シーカスダンパーに採用されている特殊高減衰ゴムは、優れた耐久性が認められている素材です。

地震に強い家づくりに欠かせない耐震ダンパーをお探しの方は、積水ハウス独自の制震構造システムシーカスの導入を、検討してみてはいかがでしょうか。高い制震力と耐久性能で、家族の命の安全や、安心の暮らしを守ってくれることでしょう。

会社名 積水ハウス株式会社
住所 〒531-0076 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 梅田スカイビル タワーイースト
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イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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