QTダンパー(石山テクノ建設株式会社)

公開日:2024/07/01
QTダンパーの画像 引用元:https://ishiyama-techno.co.jp/qt-damper.htm

首都圏では、今後30年以内に約70%の確率で、大地震が発生すると予測されています。首都圏における地震による経済損失予想は非常に大きくなっており、人への被害も甚大なものとなっています。このような損失や被害者を出さないための対策としておすすめなのが、今回紹介するQTダンパーです。QTダンパーの特徴や性能を見ていきましょう。

木造建物の振動を50%以上低減!

今回紹介するQTダンパーを提供しているのは、石山テクノ建設株式会社です。こちらは京都市にある会社です。土木・建築分野だけにとどまらず、あらゆる構造物の補修・補強・耐震補強工事をとおして、インフラの保全を実施しています。

社会に貢献することを目的に日々業務に取り組んでいるのも特徴です。先端技術で安全と安心を創造するという経営理念のもと、耐震診断や耐震補強・止水や防水・大規模改修・調査や診断など、幅広い事業を展開する会社でもあります。

そんな石山テクノ建設株式会社が提供するのが、今回紹介するQTダンパーです。こちらを設置することで、木造建物の振動を50%以上低減できるようになります。QTダンパーは独自機構の高減衰ゴム+変位増幅装置であり、日本建築総合試験所で、建築技術性能証明というものも取得している装置です。

独自機構のQTダンパー

QTダンパーは、石山テクノ建設株式会社が取り扱う独自機構の制震ダンパーです。QTダンパーは、基礎にしっかりと固定する完全自立型制振装置となっています。建物の揺れに直接作用する明快な構造であるため、高減衰ゴムの伸縮により、効果的に揺れを抑えることが可能となります。

また、環境振動から大地震まで幅広く対応できるというのも、QTダンパーを設置する大きなメリットです。それ以外にも、シンプルな構造で作られているため、長い期間でもメンテナンスフリーというのも、大きな特長といえるでしょう。

高減衰ゴム「ゴムチェーンダンパー」で揺れを抑える

QTダンパーは、高減衰ゴムであるゴムチェーンダンパーにより、地震エネルギーを吸収してくれる働きがあります。そして、繰り返しの揺れに耐えられるため、建物の倒壊を防止できるのです。

これを可能としているのは、建物の揺れに対応して、QTダンパーが変形すると変位増幅機能により効率よくゴムチェーンダンパーを伸縮させる機能です。力強く変位に耐えながら、高減衰性能で揺れを効果的に抑えられるのです。

ゴムチェーンダンパーの優れた減衰性能が、環境振動から大地震まで幅広く揺れを抑えてくれるため、お客さんは非常に安心できます。

有資格者が設計や施工を実施

QTダンパーの設計・施工は、QTダンパー工法研究会の認定資格を持つ会員が実施するため、安心して任せられます。こちらの設計会員は1級建築士、2級建築士、木造建築士の資格を取得しており、木造住宅の耐震診断と補強方法という講習会も受講している徹底ぶりです。

設計から施工の流れ

こちらでは、QTダンパーの設計から施工までの流れを解説します。まずは、図面調査と現場調査です。経験豊富な正会員が、QTダンパーが使用可能であるかどうかチェックしていきます。その後、耐震と制震設計となり、正会員から依頼された設計会員が耐震設計や制震設計を実施します。

次に、ピアチェックです。ピアチェックは、ピアチェック委員会で実施するようになっており、QTダンパーの設計が適切に行われているかのチェックが入ります。

そして、正会員により、適切な装置のための施工図作成となり、それが終われば、QTダンパー設置・完成・引き渡しとなり、正会員がQTダンパーの設置を行い、全ての作業が完了となるのです。

変形を抑え、建物の倒壊を防ぐ

QTダンパーは、変形を抑え、建物の倒壊を防いでくれるというのもおすすめできるポイントです。現在の耐震基準は、極めて稀に発生する地震による力に対して倒壊、崩壊しない程度となっています。

しかし、繰り返しの地震による揺れにより、建物に発生する損傷が増大し倒壊に至る危険性を有しています。そのため、建物の緩みを抑えて倒壊を防止するためには、建物に繰り返し発生する揺れを抑えるのが非常に重要です。

QTダンパーは、本震に耐えるだけでなく、繰り返しの地震である余震にも耐えることを目的に使用しているため、建物の倒壊を防ぐためには、まさにぴったりの装置といえるでしょう。

ミニチュア振動実験

石山テクノ建設株式会社では、QTダンパーの効果を実証するために、1/5スケールの木造軸組フレームでのミニチュア振動実験を実施しています。しっかりと実験や検証を実施することでQTダンパーの耐久性能に根拠をもたせているので、お客さんへの信頼性も抜群でしょう。

まとめ

今回は、石山テクノ建設株式会社が提供するQTダンパーについて、詳しく解説しました。地震への備えとして大切なことは、QTダンパーのような設備や装置以外にもあります。地震が発生した際の避難方法や考え方、防災グッズや食料など、思いつくだけでもたくさんの備えが必要となってくるのです。

しかし、とあるデータを見てみると、防災対策していないという方が半数以上という結果になっています。そのため、まずは、防災に対する意識を高く持って、正しい情報取得の仕方を身につけるというのが防災への第一歩となるでしょう。

会社名 石山テクノ建設株式会社
住所 〒601-8468 京都市南区唐橋西平垣町38番地1 ルミエール唐橋2階
電話番号 075-682-4377
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おすすめの制振(制震)ダンパー比較表

イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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