MAMORY(住友ゴム工業株式会社)

公開日:2024/07/01
マモリーの画像 引用元:https://mamory.srigroup.co.jp/

住友ゴム工業株式会社が提供する「MAMORY」は、ゴムの技術を駆使した高減衰制震ダンパーです。MAMORYは、熊本城や京都の東本願寺などの歴史的建造物、全国の橋やビルなどの公共建造物において安心・安全を支えています。本記事では、家族の大切な住まいに確かな安心を提供するMAMORYの特徴について、くわしく解説します。

度重なる地震にも耐えられる

地震大国である日本では、大規模な地震が頻繁に発生し、多くの建物には高い耐震性が求められます。そこで活躍するのが、度重なる地震にも耐えられる制震ダンパー「MAMORY」です。

地震の揺れを吸収する設計

MAMORYは、度重なる地震にも耐えられるよう設計されています。日本は地震大国であり、大規模な地震が頻繁に発生する地域です。そのため、住宅やビルには高い耐震性が求められます。住友ゴムは、長年にわたる研究と開発の成果を結集し、地震の揺れを効率的に吸収する制震ダンパーを提供しています。

ゴムの弾性と粘弾性を活用した先進技術

MAMORYは、ゴムの弾性と粘弾性を最大限に活用し、地震のエネルギーを効果的に吸収します。この技術により、地震による建物の揺れを大幅に減少させることが可能です。ゴムの特性を活かすことで、地震の振動エネルギーを熱エネルギーに変換して逃すことで、建物へのダメージを最小限に抑えることができます。

余震にも強い耐震性

MAMORYは、繰り返し発生する余震にも強い耐性を持っています。地震が発生すると、その後に続く余震が建物にさらなるダメージを与える場合があります。しかし、住友ゴムの制震ダンパーであれば、余震による揺れも効率的に吸収して建物の安全性を長期間にわたって維持することが可能です。

耐久年数60年!ずっと安心

一度設置するとなかなかメンテナンスが難しい制震ダンパーには、強力な耐久性が求められます。MAMORIは、耐久年数がなんと60年という長期間であるため、耐久性バツグンです。

耐久年数60年の長寿命

MAMORYは、耐久年数60年という長寿命を誇ります。一般的な建築材料や装置は、数十年で劣化が進み、修理や交換が必要となります。しかし、MAMORYはその耐久性で一線を画す性能です。この長寿命は、住友ゴムの卓越した技術と厳格な品質管理によって実現されています。

時間経過で劣化しづらい高減衰ゴム

住友ゴムの制震ダンパーに採用されている高減衰ゴムは、時間経過してもその性能が維持されるよう設計された製品です。ゴムの特性上、長期間にわたって安定した弾性と粘弾性が保たれるため、地震のたびにその効果を発揮し続けます。

この性能が、住まいのメンテナンスや交換の手間を省き、長期間にわたって安全に使用することを可能にしています。

耐久性を担保する厳格な試験を実施

住友ゴムでは、製品の耐久性を実証するために厳格な試験を実施しています。過酷な環境下での耐久試験や、繰り返しの振動試験を経て、60年の耐久性が証明されています。住友ゴムの制震ダンパーは、長期間にわたる使用に耐えることが保証された製品です。

高減衰ゴムで揺れを熱に変えて逃す

地震発生時には、建物に対する地震の振動をいかに制震や免震するかが重要なポイントです。そこでここでは、高減衰ゴムで揺れを熱に変えて逃す制震ダンパーの性能について紹介します。

地震の振動エネルギーを熱エネルギーへと変換する

住友ゴムの制震ダンパーに採用される高減衰ゴムは、地震の揺れを効率的に吸収し、熱エネルギーに変換して逃すという優れた性能を持つ製品です。高減衰ゴムは、ゴムの弾性と粘弾性を組み合わせた特殊な素材です。

地震の振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで、エネルギーを効率的に逃します。この先進技術が、建物全体にかかる負荷を大幅に軽減することを可能にします。エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして分散させるプロセスにより、建物の揺れをおさえ、構造的なダメージを防ぐことが可能です。

高減衰ゴムの優れた柔軟性と耐久性

高減衰ゴムのもう1つの利点は、その柔軟性と耐久性です。ゴムの特性により、繰り返しの地震や振動にも耐えうる構造であるため、長期間にわたって安定した性能が維持できます。また、温度や湿度の影響を受けにくく、さまざまな環境条件下においてもその性能を持続的に発揮できます。

住友ゴムは、高減衰ゴムの性能を最大限に引き出すために、綿密な設計と製造プロセスを実施しているのです。これにより、住友ゴムの制震ダンパーは、多くの建築計画で採用され、地震対策において重要な役割を果たしています。

まとめ

住友ゴム工業株式会社が提供する「MAMORY」は、ゴム技術を駆使した高減衰制震ダンパーです。熊本城や京都の東本願寺などの歴史的建造物や全国の公共建造物で使用され、地震の揺れを吸収して建物の安全を守ります。MAMORYは地震の振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、建物へのダメージを最小限に抑える設計です。

耐久年数は60年と非常に長く、高減衰ゴムにより時間が経っても劣化しにくいのが特徴です。また、余震にも強い耐震性を持ち、繰り返しの地震に対しても効果を発揮します。厳格な試験でその耐久性が証明されており、地震対策として安心して採用できます。せびご自分の住まいに、採用を検討してみてはいかがでしょうか。

会社名 住友ゴム工業株式会社
住所 〒651-0072 兵庫県神戸市中央区脇浜町3-6-9
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おすすめの制振(制震)ダンパー比較表

イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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