JダンパーEVOLUTION(株式会社マック)

公開日:2024/10/15
J-ダンパーEVOLUTIONの画像

今回は、マックが開発した地震による建物の揺れを最小限に抑える、JダンパーEVOLUTIONの特徴について紹介します。JダンパーEVOLUTIONは、古くなってきた建物を地震の大きな揺れから守るため開発された、安心・安全な制震装置です。本記事では、マックが開発したJダンパーEVOLUTIONの特徴について紹介します。

地震の揺れを40%減らす!驚異の吸収力

JダンパーEVOLUTIONは、地震による揺れを大幅に減らすことを可能としました。どのように、地震の揺れを40%減らしているのか紹介します。

地震の揺れを吸収し40%の揺れを減らす効果

JダンパーEVOLUTIONは、地震の揺れを吸収し40%の揺れを減らす効果があります。これは、耐震性を上げることで大きくなる建物内部の衝撃をJダンパーで和らげられるためです。建物の衝撃自体を和らげるため、家具や家電の揺れも守ってくれる役割があります。

もちろん、人命も一緒に守ってくれるため、住む人も安心でき余震が繰り返されても、その後も安心して暮らせるでしょう。

コンパクト設計でどの家にも設置可能

JダンパーEVOLUTIONは、コンパクト設計のため大規模なリフォームをせずに設置可能です。木造在来軸組工法や、2×4工法のあらゆる木造住宅に対応可能であるため古い家にも設置できます。また、短筒式オイルダンパーのため、縦横の設置方向を選ばないため自由度が大幅に拡大できるでしょう。

ダンパー性能を最大限発揮・簡単施工

ダンパーサイズの見直しにより、躯体に対し45°での取付けが可能になりました。このため、大規模なリフォームをせず設置ができます。また、耐久性がよく木造在来軸組工法や2×4工法のあらゆる木造住宅にも設置できるため古い建物にも安心して設置できます。

耐震や免震とは異なり、建物の揺れを吸収する制震に特化しているため建物の損傷が軽減されるため繰り返し起こる地震に効果があります。

公的機関で性能が実証!

JダンパーEVOLUTIONは、公的機関であらゆる実証実験をしています。多くの実証実験をしているため、安心して設置できるでしょう。JダンパーEVOLUTIONに関して、どのくらい性能がよいのか紹介します。

国立豊田工業高等専門学校での実証実験

豊田工業高等専門学校でおこなわれた実証実験では、木造フレームにJダンパーエボリューション1本と、フレームのみ及び耐力壁を付加したフレームを用意した実験がされました。実験では、加振周波数を変えて動的試験にてその特性を確認されたため安全な性能を発揮することが確認されています。

岐阜県立森林文化アカデミーでの実証実験

森林文化アカデミーでの実証実験では、木造フレームにJダンパーエボリューションを1本または2本設置したものとフレームのみと、耐力壁を設置したもので実験がされました。実験では、加振周波数を変えて積荷しその特性を確認されたため安全な性能を発揮することが確認されています。

国土交通省所管独立行政法人都市再生機構での実証実験

都市再生機構での実証実験では、振動台上にて実寸大の躯体・実棟想定荷重を設置しJ、MA神戸波(阪神淡路大震災)100%でのJダンパーエボリューションの制震効果を確認致しました。このように、あらゆる実験をおこない実際に、大きな地震が起きても安全なのかきちんと証明されています。

安心の国内製造!さらに20年保証

JダンパーEVOLUTIONは、万が一に備え20年の保証を付けています。どのように、国内で製造をおこない20年の保証を付けているか紹介します。

安心の20年保証を実現

JダンパーEVOLUTIONは、万が一の事態に備え20年の安心保障を実現しました。これは、内部に設置する制震装置は不良をおこしてもすぐに対応できないことにあります。このため、Jダンパーは製品および組立のすべてを日本国内でおこなっているのが特徴です。

少しのミスも許されないため、事前検査や全数検査もすべての商品に対しおこなっているため安心です。

JダンパーEVOLUTIONの設置例

JダンパーEVOLUTIONは、2階建ての建築物でも1階に設置することで大きな地震に対応できる効力があります。取り付け本数の目安として、35~40坪の木造住宅でJダンパーエボリューション12本設置が推奨されています。

数多くのJダンパーEVOLUTIONを取り付けるわけではないため、施工も簡単に設置できるメリットがあります。

保証を設けているがメンテナンスは不要

万が一に備え20年の保証を設けていますが、一般的にJダンパーEVOLUTIONはメンテナンスフリーを謳っています。これは、耐久性が高く日本の日々変化する四季や環境変化に対応できる性質があるからです。

設置後のメンテナンスを不要としているため、ローコストで高いコストパフォーマンスを発揮できるでしょう。予算内で耐震性を高めたいといった方にもおすすめできる製品です。

まとめ

本記事では、マックが開発した、建物の揺れを最小限に抑えるJダンパーEVOLUTIONについて紹介しました。現在、日本では大きな地震が多発しており、それに対応すべくあらゆる制震装置が開発されています。

地震自体をコントロールできないため、建築する家をいかに強くできるか切磋琢磨されている企業も多くあるでしょう。また、今住んでいる家を地震に耐えられる家へリフォームする家も増えています。本記事が、地震の揺れをコントロールできる装置を設置するべきか検討されている方や、興味がある方の参考になれば幸いです。

会社名 株式会社マック
住所 〒434-0002 静岡県浜松市浜北区尾野75
電話番号 053-582-1000
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イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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