地震による二次災害とは?対策についても紹介

公開日:2024/07/01
疑問

地震が起きるとさまざまな被害が起こりますが、一次被害と二次被害があるのを知っていますか?いつ起こるかわからない大地震に備えて、一次災害、二次災害両方への対策を行っておきましょう。また二次災害が起こってしまった際の対処法についても知っておくといざという時に冷静に対処できるでしょう。

一次災害と二次災害の違い

大きな地震が起きると連日ニュースなどで被害状況が報道されますが、一次災害と二次災害の違いについて知っていますか?大きな地震に備えて違いについて理解しておくとよいでしょう。

一次災害とは

一次災害は、地震、台風、噴火などの災害がもたらす直接的な被害のことを指します。地震以外の災害にも使われる言葉です。災害の起点となる災害と考えておくとわかりやすいでしょう。地震の場合、地震が起きたことによる建物の倒壊や地滑り、地盤の液状化などが一次災害に該当します。

二次災害とは

二次災害は一次災害をきっかけにして、その後連鎖的に発生してしまう災害のことを指します。一次災害をきっかけに起こる災害のためさまざまな二次災害が発生します。一次災害がおさまっても二次災害は長期化したり被害が拡大したりするものが多くなっているため、一次災害だけでなく二次災害にも注意し、適切な対応が必要といえるでしょう。

地震による二次災害とは?

二次災害は一次災害をきっかけに発生するものです。多岐にわたりますが、地震が起こった場合どのような二次災害が発生するのか解説します。

余震

大きな地震が起きたあとに注意したいのが余震です。

大きな地震が起きたあとにその周辺で地震が発生するものを指します。大きな地震があったあとでも余震が続いたりさらに大きな地震が発生したりすることがあり、一度大きな地震があったからすぐには大きな地震は起きないだろうと油断しないで、警戒を続ける必要があるでしょう。

余震が起きると本震でダメージが起きたところにさらにダメージが加わるため、本震で被害が少なかった場合でも被害が大きくなる場合があります。

津波

東日本大震災では大きな津波被害が発生しました。地震がきっかけで起こる津波は地震の二次災害とされます。海際に住んでいる方は大きな地震が起きた場合や津波警報が出た場合は速やかに非難するなどの心がけが必要です。

土砂災害

地震の揺れがきっかけになってがけ崩れ、地滑り、地割れなどの土砂災害が発生することがあります。地震のすぐあとでなくても少し時間が経ってからや大雨が降ったタイミングで土砂災害が起こるため、山の近くに住んでいる方は注意が必要です。

液状化

液状化は地盤が液体状になってしまう現象のことです。建物が傾く、沈下する、地中にあるマンホールや水道管などが浮き上がるなどのトラブルが発生します。

ライフラインの寸断

大きな地震が起きた際に起こる停電、断水、ガスの停止などライフラインの寸断も二次被害に含まれます。復旧に時間がかかることがあるため、ライフラインが断たれてしまっても生活できるよう備蓄品の備えが必要です。

電話やインターネットがつながらなくなることもあるため非常時の安否確認方法や避難場所を家族で共有しておきましょう。

火災

大きな地震が発生した際に危惧されているのが火災です。暖房器具が倒れる、電気配線のショート、通電火災などで火災が起こります。通電火災は停電が復旧し、通電した際に起こる火災のことです。

そのため家から避難しても通電火災が発生して人がいない家で火事が発生してしまうことがあり、二次災害の被害拡大の要因となってしまうかもしれません。

二次災害への対策

大きな地震が発生すると恐怖心から冷静な判断ができないこともあるでしょう。なるべく事前準備をすることで二次災害への対策を行っておくのが安心です。

事前に対策をする

事前にできる対策として家具や家電が転倒しにくいよう転倒防止のグッズを設置したり、家具の扉が開かないようにしたりしておくと、大きな家具が転倒してけがをしたり避難できなくなったりという危険を減らせます。家具の扉が開かないようにすれば割れものが床に散らばる危険を防げるでしょう。

暖房器具の周りに燃えやすいものを置かない、消火器を設置する、火災報知器を設置するなど火災に対する対策も行っておきましょう。通電火災を防ぐため、大きな揺れを感知したらブレーカーが落ちる感震ブレーカーを設置することで通電火災の対策にもなります。また地震に強い建物づくりも重要です。

地震発生時に対策を行う

大きな地震が起きたら速やかに対策を行う必要があります。暖房器具の電源を切る、ガスコンロの元栓を閉める、ブレーカーを落としておくなどすれば二次災害の危険を減らすことができます。家が倒壊しそうなほど被害が大きい場合は速やかに非難することを優先しましょう。

事前に避難経路や避難場所の確認、安否確認の方法などを家族や親戚などで共有し、速やかに避難できる環境を整えておくことも大切です。

まとめ

阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など日本では大きな地震が多数起きています。大きな地震が起きると建物や道路が損壊する一次被害が発生します。それ以外にもさまざまな二次被害が発生するため対策を行いましょう。

二次被害が拡大しないよう、建物に制震装置や免震装置を取りつける、火災が起こらないよう感震ブレーカーを設置する、家の中を整理し、家具が倒れたり食器が落ちたりしないようにするなど事前にできるさまざまな対策があります。いざ大きな地震がきたときにあわてないよう、事前準備をしっかりしておくことが大切です。

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