平屋にも制振(制震)ダンパーは必要?

公開日:2024/07/01
平屋

日本は地震が多いため、家を建てる場合地震に対する備えが必要です。地震に対する対策はさまざまありますが、今回は制振ダンバーについて解説します。制振ダンパーは制振装置を設置することで地震の揺れを吸収し、建物へのダメージが軽減できるというメリットがあります。では平屋を建てたいと思った場合、制振ダンパーは必要なのでしょうか?

平屋にも制振ダンパーが必要な理由

平屋も2階建てや3階建て住宅と同じように制振ダンバーが必要です。なぜ必要なのか解説します。

平屋は地震に強い?

一般的に建物は長方形や正方形などシンプルな形の方が、振動が分散されて倒壊の危険が少ないとされています。平屋は複雑な形をしている場合が少ないため、地震に強いといえるでしょう。また高層マンションは地震があった際に揺れを感じやすいとされます。

一方平屋は重心が低いため揺れが小さく感じるでしょう。そのため耐震性を魅力的に感じ、平屋を建てたいと思う方もいるのではないでしょうか。

地震に強い平屋でも地震に対する備えは必要

平屋は地震に強い要素を備えているとはいえ、地震の多い日本では地震対策を行った方が安心です。なぜかというと建物は繰り返し発生する揺れに弱いことが理由に挙げられます。建物が地震で繰り返し振動を受けてしまうと、大きなダメージがないように見えても柱、梁、耐力壁などさまざまな部材が損傷する可能性があります。

何度も地震が発生すると、小さなダメージが蓄積して部材が破断してしまうかもしれません。そのため地震に強いといわれる平屋でも、地震のダメージを抑えられるよう制振ダンパーを設置した方が安心です。

平屋に制振ダンパーを設置するメリット

平屋に制振ダンパーを設置するとどんなメリットが得られるのでしょうか。メリットについて解説します。制振ダンパーの設置を迷っている方は内容を参考にしてみてください。

全体的な揺れが抑えられる

制振ダンパー設置のメリットは建物全体に対する揺れが抑えられることです。大きな地震がきた場合、家具や家電、インテリアなどが大きく揺れると倒れてしまったり、落ちてしまったりします。建物内にいるとけがの危険性もあるでしょう。

制振ダンパーを設置することで揺れを吸収してくれるため、けがやものの落下を最小限にできるでしょう。

大きな地震の際に効果がある

大きな地震が起こった場合、本震以外に余震がたくさん発生する場合があります。繰り返される地震の揺れを受けると部材への損傷が重なり、ダメージが大きくなったり破損の危険性があったりします。

制振ダンパーは何度でも制振効果があるため、本震、余震と回数が多い地震が発生した場合にも効果を発揮してくれるでしょう。

破損が軽減される

地震が起きた場合、建物が変形すると窓やドアなどが開閉できなくなったり開閉しにくくなったりする場合があります。また一見建物に大きなダメージがないように見えても建具やシーリングなども破損やズレが発生しているかもしれません。

制振ダンパーを設置することで建物への揺れを軽減できるため、破損が防げたり軽減できたりするため、地震が起こったあとの生活に支障が出にくいといえるでしょう。

壁にひびが入るのを抑える

大きな地震が起きた時に心配なのが家の倒壊です。倒壊まではいかなくても壁にひびが入ったり屋根がずれてしまったりするかもしれません。

そうすると修繕費が高くなったり放置しておくと雨水が侵入してしまったりなど被害が大きくなる可能性があります。制振ダンパーを設置することで、ひび割れなどの大きな被害を最小限に抑えることができるでしょう。

資産価値も長持ちする

家は家族が住む場所という価値だけではなく、資産という価値もあります。資産価値を守るためにも制振ダンパー設置を検討してみてはいかがでしょうか。

売却時の価格に影響する

地震の揺れを受け、壁にひびが入る、屋根がずれる、すき間ができるなどの変形が大きい場合、将来的に家を売ろうと思ったときに売却価格が低くなってしまう可能性があります。制振ダンパーがあれば地震の揺れを抑え、被害を少なくできるでしょう。

売却前の修繕費用も抑えられます。また制振ダンパーが設置してあり地震に強いということが売却時のアピールポイントにもなります。

メンテナンス費用を抑えられる

地震の被害が抑えられるということは、売却時だけでなく住み続ける場合にも地震の影響を受けたあとのメンテナンス、修繕費用を抑えられるというメリットがあります。

家は住んでいると外壁工事や水回りのリフォームが必要になるため、そこに地震を受けた修繕費用も必要になると費用が増えてしまう可能性があるでしょう。制振ダンパーを設置するにはある程度費用はかかりますが、将来的に発生するメンテナンス費用や安全性を考えると制振ダンパーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

日本は地震が多いため、家を建てる場合地震に対する備えが必要です。平屋はシンプルな形をしていることが多く、重心も低いため比較的地震に強いとされていますが、大きな地震が発生すると余震も発生するため、家がダメージを受けていくでしょう。

そのため地震に強い平屋といっても制振ダンパーを設置するのがおすすめです。制振ダンパーを設置することにより地震の揺れを最小限にできるため、繰り返し起きる地震からのダメージを抑えることができるでしょう。

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イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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