ディーエスダンパー™(アイディールブレーン株式会社)

公開日:2024/11/15
ディーエスダンパー™-住宅用制震ダンパーの画像

ディーエスダンパーは強靭鋼棒が建物の揺れを吸収する制震ダンパーのことで、あまり聞きなじみのない人が多いかもしれません。薄型でありながら高い制震性を発揮し、住宅の断熱性能もしっかり維持します。取り付けも非常に簡単で、時間も手間もそれほどかからないのが特徴です。建物へのダメージを低減し地震から私たちの命を守ります。

強靭鋼棒が建物の揺れを吸収

地震が頻発する日本では現在、耐震性だけでなく制震性も重視すべきであるといわれるようになりました。耐震とは地震による建物の倒壊を防ぐために耐震壁を設置するのです。制震とは建物に伝わる地震による揺れを吸収し揺れ幅を小さくすることで、建物へのダメージを軽減させるのを目的としています。

アイディールブレーンは薄く軽量で運びやすい制震ダンパーとして「ディーエスダンパー」を住宅向けに開発し、2021年4月23日に発売されました。ディーエスダンパーは、両側の曲面サポートが強靭鋼棒への応力集中を回避させてエネルギーを分散吸収する構造でできています。

そのため建物へのダメージを低減でき、本来の耐震性能を発揮できるのです。このような金属の組成変形を利用した通常の制震ダンパーは地震の力で歪んだり、時には折れてしまう場合もあります。

ディーエスダンパーは強靭鋼棒にかかる地震の力によるダメージの分散を実現します。繰り返しの地震に対しても高い効果を発揮して複数回の地震にも耐えられる制震ダンパーの開発に成功しました。

揺れを抑えられることによって、建物の変形も防ぎます。さらにディーエスダンパーは断熱材の設置空間を十分に確保できる薄型設計となっており、住宅の断熱性能を損なうことはありません。わずか30mmの薄型で、断熱性能を犠牲にすることなく構造のバランスを最優先した壁配置を可能にしています。

壁倍率3.0倍・3.4倍

建物を支える壁の強さを表す数値を壁倍率と呼び、この数値は建物にかかる横方向の力に耐える耐力壁の強さを示しています。壁倍率の数値は高ければ高いほど強い地震や大きな横揺れ、また台風など水平の強い力に耐えられる壁ということです。

建物は建築基準法によって必要な耐力壁の量が決められており、それを計算する際に壁倍率の数値が必要になります。アイディールブレーンのディーエスダンパーは国土交通大臣認定取得の壁倍率3.0倍・3.4倍仕様です。

1つの壁に2台取り付けのダブル設置も可能で、その場合は外壁面への設置はできなくなるものの壁倍率は2倍になります。筋かいや耐力面材との併用も可能です。優れた耐震性で大切な住まいを守り、建物の倒壊を未然に防ぎます。

最先端の地震対策テクノロジーを通じて国内外の文化財保存に貢献しているアイディールブレーンだからこその安心と信頼の品質で、長く選ばれ続けています。

1ヶ所10分で取り付け可能

国内で販売される制震ダンパーのほとんどは重さが数十キロを超えるものが多く、運搬をはじめ住宅などへの取り付けにも複数の作業員が必要でした。しかし、制震ダンパーの取り付けは作業員がひとりで行うケースもあるため軽く設置に手間がかからない点が求められてきました。

近年の制震ダンパーは軽量化がすすんでおり、アイディールブレーンのディーエスダンパーは薄く軽量で持ち運びしやすく作業員ひとりでも取り付けが可能です。特別な施工技術や特殊な工具も必要ありません。

ディーエスダンパーを構成する部品はDSD本体1個、鋼管2個、接合金物2個、ボルト4個、ビス33個、コーナー金物2個と、部品の内容や構造がいたってシンプルでわかりやすく、1ヶ所あたりにかかる時間はおよそ10分程度です。鋼管重量は1本あたり4kgほどなので小さな子どもやお年寄りでない限り運ぶ際にも大きな負担にはならないでしょう。

ディーエスダンパーは用いる部品も非常にシンプルで軽量かつ薄型でありながら、住居へのダメージを最小限にしてくれます。比較的簡単に設置ができるため、ある程度のDIY経験があったり器用な人であれば問題なく設置可能でしょう。

しかし、装着自体は簡単にできても地震が発生した際に効果が発揮されるかどうかは微妙なところです。地震に対しての効果を最大限に発揮するには、やはりプロの作業員に設置を任せるのがおすすめです。

まとめ

地震大国である日本では、地震対策は重要な課題であり建物を建てる際には欠かせません。制震ダンパーは大きな地震の際にも揺れ幅を最小限に抑えて揺れのダメージから建物を守る効果が期待できるため、注目を集めるとともに多く導入されるようになりました。

一度大きな地震が起きれば、余震が発生しやすく建物へのダメージが蓄積しやすいのが日本の地震の特徴です。耐震だけでなく、制震においてもしっかり対策しておくと安心でしょう。アイディールブレーンのディーエスダンパーは取り付けが簡単ですが、効果を最大限に発揮するためにもプロの作業員に任せるのをおすすめします。

少しでも気になったら、ディーエスダンパー™(アイディールブレーン株式会社)に問い合わせてください。いつどこで大きな地震が起こるかわからないからこそ、しっかり対策しておきましょう。

会社名 アイディールブレーン株式会社
住所 〒102-0083東京都千代田区麹町3-1 昭文社ビル3F
電話番号 03-6910-0411
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おすすめの制振(制震)ダンパー比較表

イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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