MER System(日本制震システム株式会社)

公開日:2024/05/31 最終更新日:2024/07/03
全棟に限界耐力計算を実施!あらゆる方向からの揺れに対応できる制振ダンパー

MER System(日本制震システム株式会社)

MER System(日本制震システム株式会社)のメイン画像 引用元:https://www.seishin-system.com/

おすすめポイント

  • POINT01多方向からの揺れに対応
  • POINT02全棟に限界耐力計算を実施
  • POINT03特許技術の錆びないメッキを採用

基本情報

ダンパーの種類 油圧(オイル)
在来工法
2×4工法
問い合わせ方法 電話、メールフォーム
会社情報 日本制震システム株式会社
本社:東京都千代田区神田和泉町1-7-1 扇ビル(OUGI BLDG.) 3階

MER Systemは、日本制震システム株式会社が開発する制震装置であり、さまざまなニーズに合わせて選べる3つの製品を提供しています。ここではMER System(日本制震システム株式会社)の3つの製品それぞれの、特徴や効果などについて詳しくご紹介します。

MER System(日本制震システム株式会社)の特徴①:圧倒的な信頼感と品質・性能のMER SYSTEM Cross Type

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MER SYSTEM Cross Typeは、独自に培った油圧技術とめっき技術を基盤とするヤマハ発動機グループであるヤマハモーターハイドロリックシステムとの共同開発で生まれた製品です。世界初の構造と特許技術が集約されており、高い品質と性能、信頼感があります。ここではその特徴や効果などについて詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

特徴

従来の制振ダンパーといえば、ジョイント部分が固定されているものが一般的でした。その点MER SYSTEM Cross Typeは、ジョイント部分に「クロスピン構造」という、建物のねじれや揺れに対応する日本初・日本唯一の技術を採用しています。これによりあらゆる方向からの揺れに対応することができ、建物の構造躯体と製品本体の負担を大きく軽減します。

また、古い建物に制震装置を設置する場合、構造駆体そのものがねじれていることがあります。このような場合も、クロスピン構造が稼働するMER SYSTEM Cross Typeなら、柱などの構造躯体の面と隙間なく取り付けることができ、高い制震効果を発揮します。

効果

制震装置MER System Cross Typeは、建物に伝わる地震エネルギーを吸収するため、地震などの揺れで生じる建物への負担を軽減することができます。また繰り返す余震などでは釘やビス、接合部分の緩みなどで耐震性が低下することがありますが、その点MER System Cross Typeが設置されている場合、建物に伝わる地震エネルギーを約40%~48%吸収するためそのような被害からも建物を守ることができるのです。

さらにMER System Cross Typeは、大きな揺れはもちろん、揺れ始めの小さな揺れにも対応できるという特徴もあり、台風や交通振動なども含めたあらゆる揺れから建物への負担を軽減してくれます。

MER System(日本制震システム株式会社)の特徴②:床下から横揺れ・縦揺れに対応できるMER System Base Type

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MER System Base Typeは、木造住宅の土台と基礎の間に設置するタイプで、基礎パッキンの代わりに使用することができます。そんなMER System Base Typeの特徴や効果をチェックしていきましょう。

特徴

MER System Base Typeは土台下に設置することで、高減衰ゴムが揺れを熱エネルギーに変換して吸収し縦揺れと横揺れのどちらも軽減してくれます。

またゴムの制震装置は劣化について不安視されることがありますが、MER System Base Typeに使用されているゴムは、最大劣化要因であるオゾンによる30年以上の耐光試験をクリアしています。実際の使用環境では100年以上の耐久性能を持っていることがわかっているため、コストを抑えながら、長く安心が続きます。

効果

MER System Base Typeは、時刻歴波形のように建物に伝わる揺れを軽減し、地震のエネルギーを10%~30%吸収します。また、地震の揺れだけでなく交通振動にも高い効果を発揮することがわかっており、フィールドテストでも揺れの軽減を証明しています。

さらにMER System Base Typeは建物の全周に換気スリットを作り、床下の換気ができる状態で施工を行うため、湿気がこもりやすいコーナー部分でも、カビや腐食、シロアリの発生を防止する効果も期待できます。また、ゴム製であることからすべりにくく、地震による建物のズレを防ぐ効果も認められています。

MER System(日本制震システム株式会社)の特徴③:特許技術を取得したMER System Pillow Type

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MER System Pillow Typeは、揺れ始めから瞬時に揺れを吸収できるオイルダンパーです。そんなMER System Pillow Typeの特徴や効果を見ていきましょう。

特徴

MER System Pillow Typeは耐用年数と性能維持に特化した特殊素材を使用した、エネルギー吸収に優れた単筒式オイルダンパーです。業界初のベアリングユニットを搭載しており、あらゆる角度からの地震エネルギーに対応できるのが大きな特徴です。

また不燃オイルを使用しているため、万が一の火災でも爆発や火炎延焼はありません。そして配置計画根拠による制振に効果的な数量に抑えることができることから、低コストで設置できるというのも魅力です。

効果

MER System Pillow Typeは、大きな地震や繰り返される余震による建物へのダメージを軽減できるため、初期の耐震性を長期的に維持できます。また大きな揺れだけでなく小さな揺れを軽減することもできるため、風振動や交通振動も抑えることができ、快適な日常生活のサポートもしてくれるでしょう。

さらに、内外壁・屋根・クロスなどを守ってくれるのもMER System Pillow Typeの大きな特徴です。建物に伝わる地震などのエネルギーは弱い箇所へ集中し、内装材や外壁のクラック、屋根瓦のズレなどの被害を引き起こすことがあります。その点MER System Pillow Typeを設置していれば揺れのバランスを取ることができるので1箇所にエネルギーが集中することがなくなり、被害を抑えてくれるのです。

まずは公式サイトをチェックしてみよう!

異なる特徴を持つ3つの制震装置で、あらゆるニーズを満たしてくれるMER System(日本制震システム株式会社)が気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみてください。サイトでは施工方法や配置計画、納品までの流れといったさらに細かい情報も確認することができます。そしてMER Systemを設置し、建物の安全性を高めましょう。

MER System(日本制震システム株式会社)の口コミ・評判

震災を経験したからこそ本当に必要だと気付きました。(熊本県・熊本市 40歳 男性/新築)

2016年の熊本地震のことです。 私たちが生活しているエリアは震度6強の揺れでした。我が家の被害状況としては、玄関ポーチのタイルが一部 割れた程度で、壁に飾っている絵画さえ落ちませんでした。

本震の後も余震が何度も続いていましたが、家族には「家が一番安全で安心だから家にいなさい」と言い 私は仕事に向かいました。大切な家族も家も守れて本当に制震装置を設置していて良かったです。

引用元:https://www.seishin-system.com/

運営者コメント

熊本地震のように、マグニチュード6以上の地震が、全世界の約20%もの割合で起きている日本。MER Systemは、そのような国においてできる限りの地震対策をするために開発された、木造住宅用制震装置です。

MER Systemには、床下から横揺れ・縦揺れに対応する「ベースタイプ」や特許技術で多方向の揺れに対応する「ピロータイプ」など、特徴や形状の違う3種類の製品があります。

信頼できるメーカー共同開発で安心してお願いできました。(神奈川県・藤沢市 32歳 男性/新築)

車が好きで、新築した家も、リビングからガレージ内部が見える間取りにしたんですが、自動車のサスペンション技術を応用した地震対策の装置があると聞き、即採用を決めました。機能・性能・耐久性でこだわりのメーカーですから、その装置が住宅に入れられて、大満足です。地震も、悪路を走破するサスペンションのように、うまくいなしてくれると信じています。

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運営者コメント

MER Systemのひとつである「クロスタイプ」は、日本制震システムとヤマハモーターハイドロリックシステムが、共同開発して作った製品です。幅広い油圧機器を開発・製造している世界的ブランドが関わっているため、信頼感は非常に高いのではないでしょうか。

「クロスタイプ」最大の特徴は、日本初・日本唯一のクロスピン構造。あらゆる方向からの揺れに対応する、画期的な構造です。

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おすすめの制振(制震)ダンパー比較表

イメージ引用元:https://www.evoltz.com/引用元:https://miraie.srigroup.co.jp/
引用元:https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/

引用元:https://group.nikkeikin.co.jp/

引用元:https://www.seishin-system.com/
会社名evoltz(株式会社evoltz)MIRAIE(住友ゴム工業株式会社)TRCダンパー(住友理工株式会社)ブレースリー(日本軽金属株式会社)MER System(日本制震システム株式会社)
特徴・大地震直前の震度1から作用し始め、繰り返す余震にも強い
・世界有数の自動車メーカーに採用されるドイツのBILSTEIN社の制振装置
・全国100箇所以上で制振体感イベント実施中
・設置基数は1階の4ヵ所のみでOK
・キラーパルスに対しても効果を発揮
・熊本城天守閣・東本願寺などに採用
・90年間メンテナンスフリー
・時間経過や温度による性能変化が少ない「特殊粘弾性ゴム」
・1か所30分の簡単施工
・100年間メンテナンスフリー
・剛性を保持しながら変形するアルミの性質を利用
・気温の影響をほとんど受けず一年中制震性能を発揮
・ヤマハのモーターサイクルのノウハウを転用
・アルマイト加工とアルミニウム材で強度と耐食性を備える
・温度差による性能変化が小さい不燃性のオイルを使用
ダンパーの種類油圧(オイル)ゴムゴム鋼材(金属)油圧(オイル)
独自技術地震のエネルギーを吸収&駆体の変形を抑える「バイリニア特性」で特許取得揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」地震エネルギーを熱エネルギーに瞬時に変換する「特殊粘弾性ゴム」採寸・切断なしの簡単施工が可能な「高さ調整新機構」で特許申請中世界初の「錆びないめっき」の特許技術
データ・100万回の作動耐久試験に耐えられる
・−20~80℃に耐えられる
・振動台実験において、中大地震 合計8回以上の地震に耐える
熊本地震でも全壊・半壊ゼロ約50%水平変位を低減阪神淡路大震災の125%の揺れ6回後にも性能保持毎秒0.6mmの非常にゆっくりな風の揺れから効果を発揮
対応工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法在来工法、2×4工法、2×6工法
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